キャンプの焚火やBBQの燃料と言えば、薪や炭が定番だと思います。
でも今回ご紹介する「モミガライト」は、廃棄されるもみ殻を有効活用した自然由来のエコ燃料。
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実際にどんな特長があるのか使ってみました。
お米を作る際に大量に発生するもみ殻ですが、その廃棄処分には農家さんも頭を悩ませてきました…。
この不要なもみ殻を資源として有効活用したのが「モミガライト」で、接着剤などは使用せず高温高圧でギュッと固めたもみ殻100%の地球に優しいサステナブル燃料なのです。
好きな長さに折って使用でき、密度が高いので薪に比べて火力も強く火持ちが良い点が特長です。
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ただし薪よりも着火しづらいので、炭おこし器や煙突効果を使って火をつけるのが良いでしょう。
薪のように大きな炎は上がらずに程よい熾火になってくれるので、調理するのには向いていそうです。
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実際に使ってみるまではもみ殻独特の匂いがあるのでは?と思っていたのですが、特に気になる匂いは感じませんでした。
むしろ炭や薪の方が風味がつくような印象。
焼きイモや鶏皮、焼きおにぎりとかに向いているのかな?と思って用意したのですが、ちょっとこれは意外な結果となりました。
さらにキレイに燃焼して粉々の灰になってくれるので、畑やガーデニングの肥料として土に還元することもできます。
薪よりも安くて火持ちがよく、キレイな熾火で調理もしやすいので思った以上に使いやすそうです。
ただし炎はあまり大きくならずにおき火になってしまうので、たき火をのんびり眺めるのには向いていない感じです。
また長時間一定の温度で燃焼してくれるので、薪ストーブ用の燃料としてもおすすめです。
湿気に強く長期保管に優れているので、災害時の非常用備蓄燃料として備蓄しておくのも良いですね。
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